焼肉とメタボ

焼肉の栄養

健康やダイエットを考える時、敬遠されがちな肉。牛肉の主な栄養素は動物性タンパク質でアミノ酸をとくに多く含んでいます。人が必要とするアミノ酸は20種類。そのうち、人が体内で作り出せるものが11 種類、作り出せないものが9種類あります。よく耳にする必須アミノ酸というのが、この作り出せないアミノ酸で、食事などで補給する必要があります。アミノ酸は、筋肉や内蔵、肌や髪など、健康や美容にになくてはならない栄養素なんです。

メタボとは?

内臓脂肪型肥満によって、様々な生活習慣病などが引き起こされやすくなった状態をメタボリックシンドロームといい、略してメタボと呼ばれます。単に太っている人をメタボといったりしますが、ウエスト周りが、男性85cm・女性90cm以上で、血清脂質・血圧・血糖の3つの項目のうち2項目上の数値で以上があるとメタボリックシンドロームとされます。メタボになる主な原因は、食べすぎや運動不足によるもの。これはメタボに限ったことではありませんね。生活習慣の乱れを改善しするのが、重要なメタボ対策です。

焼肉とメタボ

metabo

牛肉に含まれているタンパク質は、体の中でアミノ酸に分解され、人の体を作り代謝することで健康に保つ働きがあります。育ち盛りのお子様はもちろん、バリバリ働く男性や美容を気にする女性、そして高齢者まで、なくてはならない栄養素です。タンパク質が不足すると筋肉量が減り、基礎代謝量が減り、逆に太りやすい体になってしまいます。

ところで筋肉量というと、マッチョな体をイメージしますね。そういや、ムキムキな体をつくる時、プロテイン(タンパク質)を飲んで、ハードな筋トレを徐々に負荷を上げながら行っています。そこからも、体作りにタンパク質は重要な役割を果たしている事がわかります。もちろん、女性の方はマッチョな体は望んでませんよね。大丈夫です!負荷や運動量を増やさず、一定の運動量を維持する筋トレだけならムキムキはなりません。それに、もともと女性の場合は、女性ホルモンの働きなどにより、ムキムキになりにくいのです。

とはいえ、中年期(40〜50才代)にはメタボ予防も必要で、焼肉などを食べるときは、食べる頻度や量、脂身の多い肉を避けたり、野菜と一緒に食べるなど、食べ方に気をつけたいですね。また心筋梗塞や糖尿病、腎臓病など慢性疾患がある方は、病気の種類や度合いは個人により違いがあるので、主治医と相談されると良いと思います。

焼肉と高齢者

現代の高齢者(70才以上)の20%が、栄養失調状態だと言われています。メタボ予防のために肉を控えるように言われていた時期があるからでしょうか?高齢者のタンパク質の不足は、筋肉や骨の量が減り、認知症や寝たきりの原因となると考えられており、今は、介護予防のため、肉を積極的に摂取をするよう言われています。最近テレビでも、お年寄りの方が肉を食べているシーンを見かけるようになりました。そのせいか、肉を食べているお年寄りは元気!というイメージがありますよね。