食中毒、バーベキューで注意すること

食中毒の原因

キャンプや屋外でバーベキューをする事も多い夏。でも実は、食中毒の一番危険な時期でもあるんです。食中毒を引き起こす細菌の多くは、20℃ぐらいから活発に増殖し始め、35~40℃ぐらいで増殖が最も速くなります。食中毒の原因となる細菌の代表的なものは、生の牛肉や鶏肉に付着している腸管出血性大腸菌 (O157、O111など)やカンピロバクター、鶏や卵などに生息するサルモネラ菌、生の魚介類などに生息する腸炎ビブリオ菌などです。
新鮮なものであっても、生の肉には菌がついてると思った方が良いでしょう。調理器具から付着した野菜などを生で食べたり、汚染された飲料水を飲んだりして、食中毒が発生しているケースもあります。屋外でのバーベキューは食材の保存温度が高くなりやすく、洗浄が不十分になりやすいので、子供さんがいる場合は特に注意しましょう。

食中毒の予防

バーベキューを安全に楽しむために気をつけたいこと、食材の保管や手洗いなどはもちろんですが、意外に怠りやすい注意点が3つあります。

お箸を使い分けましょう

生のお肉を取るお箸と食べるためのお箸をちゃんと分けましょう。トングや菜箸など見た目にも違うものを使い、間違って使わないようにすることも食中毒予防に大切です。

焼けた肉に生の肉が触れないよう、離して焼きましょう

大人数のバーベキューや焼肉など、いざ食べ頃と言う時に次の肉を投入というのはよくあることですが、必ず焼けたお肉が生の肉に触れないように。一緒に焼く野菜も同様に、生肉の肉汁がつかないように注意しましょう。

肉はよく焼いて食べましょう

家や焼肉店では、表面を軽く炙ってレアでという食べ方もあります。しかし、屋外でするバーベキューでは危険がいっぱい。細菌は熱に弱いため、じゅうぶん加熱して食べれば、食中毒にはなりません。ウイルスや寄生虫も加熱により死滅します。レバーなどの内臓も、よく加熱して食べましょう。加熱の目安は、肉の中心部の温度が75度で1分間以上加熱することで、腸管出血性大腸菌などの細菌は死滅します。バーベキューの場合、火加減が難しく、表面は焦げていても中は生焼けなんて事がないように気をつけたいですね。